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特許・開発 |
特許 |
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■ピンホール式フォトセンサー(特許製品)第1016114号
■半導体レーザー出力安定駆動回路(実用新案製品)第1792611号
■回転体の静的バランス測定装置(特許製品)第4190431号 |
開発製品 センサー・画像処理装置 |
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センサー 磁束式 油種判別器(ガソリン・重油・軽油) LC共振電圧を利用したセンサーで、コイルとコンデンサを防爆型に ボンディングし、オイルの中に浸し、その電圧レベルを測定ます。 応用は、タンカーのオイル漏れや、オイルタンクの油種の検出等。
光学式 高精度位置検出器(ピンホールを応用した製品) 従来の光電スイッチ型は、投・受光間の光の遮断によるON/OFF動作 です。 [改良型]受光器側にピンホールを置く事により、遮断時にワークと 光源を写して、動作させます。(日食の現象と同じです) 繰返し精度は、10μmです。
半導体レーザの出力安定化 半導体レーザは、温度ドリフトにより直ぐに破損します。 レーザ光線は、前・後方向に出力されますので後方の光線を フォトダイオードで受け、レーザ駆動電流へフィードバックして 安定化を計ります。
画像処理装置 高速移動物体の計測装置 センサーにCCDカメラや1次元CCD素子を使用し、非測定物を撮影して PCで画像処理し、移動物体の速度・位置・角度等を測定します。
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開発話その1 繰返す波形は、位相合せにより打消しが出来ます。 |
いまから18年位前になります。
ビル工事現場で使われているクレーン(高さ20メートル以上)の作業中、フックを作業者の方が素手で掴んだところ、ショックでビルから転落する事故が発生しました。
原因調査したところ、フックとアース間をオシロスコープで観ると近くの放送局の電波を受信していました。原因は、静電気ではなくクレーン全体がアンテナに成ってフックとアース間には、近くの放送局の電波を受信して約2千ボルトの高電圧が発生していました。
そこで対策ですが、発生している高電圧を下げる事です。方法は、その放送局の電波を受信し(AM)その波形を180度位相反転して送信機から出力し、受信波形を打ち消す計画です。送信アンテナは、大きなコイルを(約Φ1000)作りクレーンの先端に被せる構造です。
現地テストは、練馬区光が丘で行いました。クレーン先端に取付けた受信機・コイル・位相反転送信機は地上20メートルの高さまで上げ垂直に立てました。この時、フックとアース間には予想どおり約2千ボルトの電圧が発生しています。
ラジオを付けるとオシロスコープに某放送局の音声が振幅変調(AM)波形の変化と一致しているのが観察できます。フックに人差指で軽く振れてみるとビリビリと感電しました。
そして、いよいよ送受信機に電源を入れます。“電圧は、スーと500ボルトに下がりました。”素手でフックを握ってもショックはありませんでした。
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